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- 2011年夏の大会 第93回香川大会
- 英明vs高松商
手負いの攻撃を英断しなければばらない瞬間
【試合経過】
英明の左腕、松本 竜也(3年)が毎回の13奪三振を奪い1失点の完投。打線も2ランホームランを含む5得点を挙げ、高松商を振り切った。
英明は初回、田中玲(3年)の左前適時打でまず1点。続く2回も、西岡 勇魚(3年)の中越2塁打など3本の長短打を集めて2点を追加する。4回、高松商は笹田 仁(2年)の左中間を越える2塁打で1点を返すも、7回。西岡がこの試合3本目となる2ランを放ち、得点差を4点に広げそのまま逃げ切った。
193cmの身長を誇る英明の大型左腕エース・松本は毎回の13奪三振を奪い、被安打6・四死球1の完投勝利。ストレートは最速143kmを記録し、変化球もスライダーを主体に時折キレのいいフォークも交えるなど、数字以上に完璧なピッチングを披露した。
【ピックアップコラム】
肉を切らせて骨を断つ、高松商の指揮官・黒坂季央監督はそんな心境だったのかも知れない。
高松商、2点のリードを許した7回表の攻撃。先頭打者の6番・谷川 宗(2年)が初球で倒れると、次打者の7番・黒原佑太(1年)が左中間越えの2塁打を放ってチャンスを作る。続く8番・藤谷頼二(2年)に期待が集まるが、初球を引っかけてファールフライに。2死2塁。9番は、それまでの2打席で全くタイミングの合わない三振を喫しているピッチャーの出下潤(3年)だ。
この日の出下は尻上がりに調子を上げ、内容は上出来だった。
序盤、わずかに甘く入ってしまった球を英明打線に捕らえられ3点を失うが、3回から6回までは四死球なしの1安打ピッチング。左腕から繰り出される130km前半のストレートと、ストレートと同じ軌道から変化するスライダーを武器に、打たせてとる丁寧な投球を披露。守備のリズムを築き、そのリズムを攻撃に結びつけようと我慢強く投げていた。
そんな中、いよいよ決断の時が訪れる。
続投か、代打か。
黒坂監督は代打を送り、もう一度、勝負に出た。
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| 高松商 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ||||||
| 英明 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 5 |
高松商:出下潤、谷川宗-川西涼太
英明:松本竜也-橋本守
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